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H29.5.20 デジタルデンティストリーの始まり

2017年06月10日

スタディーグループ Kingでの勉強会に行ってまいりました。

以前、GCという歯科のメーカーよりプランメカというセラミックを自分の医院で作製で機械を紹介していただきました。
1日ですべての治療が終えられるものです。

それを使用した実際の症例を見せてもらいました。
1歯であれば90分で治療が終わるとのことです。
治療の部位が多くなれば午前、午後と分けて治療も行えるようです。

また、1日で完成しなければならないわけではなく、データを技工士さんに渡すこともできるため歯の色調が合わせづらい患者さんにはステインをつけたりと院内ではできない作業もすることができます。

ドクターによる歯の設計と技工士による確認、作製によって精度の高いセラミックができます。
光学印象と言って、喉の奥に流れる材料を使わずに動画を取るだけで型取りとかみ合わせを取ることができます。嘔吐のある方や、口の中に材料を入れずにすむので負担が軽減します。
ただ、歯肉炎のままや、削り方がうまくない場合には影になったり歯と歯茎の境界が撮影できないためエラーが出てしまい、そのデータで作製すると適合の合わないセラミックができてしまいます。
しっかりとした治療をしないと光学印象ができないのです。

症例によっては歯周病が進行し歯根の複雑な形態が出ていたり、被せ物の量が多く右から左にまたがるような大きなケースでは作ることはできません。
また、保険の銀歯や自費のゴールド(金歯)のような金属を使用する歯を作ることはできません。
院内で1日で作るセラミックは既製のセラミックのブロックを削りだして作るため技工士が作るような色調にはなりません。

現在の歯科は保険でもコンピューターによる歯の作製、CAD/CAM(キャドカム)を利用した歯が小臼歯だけ適応となっておりデジタル化が進んでいるのは間違いありません。
従来のアナログ方式とデジタル方式が入り混じっている中、どちらにもメリット、デメリットがあり、やり直しにならないよう従来の型取りと、デジタルの光学印象と両方やっているようです。
今後のデジタル化についてまだまだ進化しそうな状況です。

時代の流れにおいて行かれないよう知識を得ていきたいと思います。