40代男性 歯の間の詰め物が取れたのでジルコニアを用いて割れないように治した症例
2023.11
治療前
歯の間が欠けており隙間があります。
治療後
ジルコニアインレーをセットしました。
初めのご相談内容 | 歯の間に隙間ができてしまって食べ物が詰まるため、治して欲しいと相談がありました。 |
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カウンセリング | 歯の間にコンポジットレジンで充填してあった部分が取れてしまっています。 かみ合わせによりレジンが擦れ、取れたと思われます。 歯ぎしりがあり、レジンはプラスチックで耐久性に劣るため、経年劣化により脱離したものと考えられます。 |
行ったご提案・治療内容 | 治療方法は保険治療で ①コンポジットレジン、②銀歯、③CAD/CAMインレー 自費治療で ③ハイブリットダイレクト、④ハイブリットインレー、⑤セラミックインレー、⑥ジルコニアインレー があります。 それぞれの特徴を説明し、将来的に長持ちする材料で治して欲しいとのことでしたので、⑥ジルコニアインレーを選択されました。 |
治療期間 | 2週間・2回 |
おおよその費用 | 60,500円(税込) |
術後の経過・現在の様子 | 痛み、違和感なく経過良好です。 |
治療のリスクについて | 以前治していたコンポジットレジンは削る量が少なく済むため第一選択となりますが、今回は2回目ということもあり、再治療の無い材料で治したいとのことからジルコニアインレーとなりました。レジン修復より切削量があることがリスクとなりますが、しみることなく経過良好です。個人差はありますが、数か月しみてしまうこともあります。 |
クリニックより | コンポジットレジンは切削量が少なく1日で治療が終わるメリットがあります。 しかし、コンタクトの修復が難しいため、フロスの引っかかりや緩さが生じてしまうこともあります。奥歯は手が届きづらいため、形態を作る作業やかみ合わせの強度に劣ることもあります。 インレーは型を取って技工所で作製しますので形態が理想的に仕上がり、コンタクトをしっかり合わせることができます。 しかし、レジン修復よりも削る量が多くなり、回数も2回以上かかることもあります。 適材適所がありますので、相談して決定いたします。 |
治療前詳細
以前、コンポジットレジンで修復されていた跡があり取れてしまっています。 かみ合わせの面にもレジンで修復してあるので、境界が出ないように古い材料はジルコニアに置き換えます。
治療中詳細
ジルコニアインレーがはまる形態を整えました
治療後詳細
ジルコニアインレーをセットしました