50代女性 左上のハイブリットセラミックが欠けたため欠けないようにジルコニアで治した症例
2025.08
治療前
治療後
初めのご相談内容 | 左上に入っていたハイブリットセラミックが欠けたので白いもので割れにくい材料で治したいと相談がありました。全体的に咬耗が認められ、歯ぎしりがひどいためマウスピースを使用しているとのことでした。 |
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カウンセリング | 左上の歯の間の部分にハイブリットセラミックの破折線が認められ、また詰め物との境界に咬耗が認められかなりエナメル質が薄くなっておりました。 |
行ったご提案・治療内容 | 歯ぎしりをしているので割れにくい材料を選択することになります。プラスチック系の材料やセラミックは割れることがありますので金属かジルコニアとなります。 白い物で治したいとの希望でジルコニアを選択しました。 左上6番の大臼歯のハイブリットセラミックが割れてしまったので歯質に残った詰め物を除去し、むし歯のチェックを行い、健全な歯質を確認後、歯を守るためにレジンコーティングを行いました。形を整え型取りを行い、仮のカバーをしました。1~2週間後にジルコニアが出来上がってくるので適合を確認し接着後、かみ合わせの調整をしてすり合わせ、終了となります。 |
治療期間 | 2週間・2回 |
おおよその費用 | 66,000円(税込) |
治療のリスクについて | 歯ぎしりの強い方はレジン系の材料では長持ちしません。セラミックでも割れているケースがよく見かけられます。ジルコニアでさえ割れることもあります。 長持ちさせるためには歯ぎしりから歯を守るマウスピースを使用する必要があります。寝ているときは意識的に歯ぎしりを止めることができないため寝ているときにマウスピースを装着して予防します。 |