40代女性 コンポジットレジンが劣化しむし歯になってきたので再治療の少ないジルコニアで治した症例
2025.10
治療前
治療後
初めのご相談内容 | 右上の詰め物が変色してきて気になるのと、少し舌で触るとざらつくので劣化の少ない白い材料で治したいと相談がありました。 |
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カウンセリング | 右上の小臼歯にコンポジットレジンが充填されており、劣化により変色、欠けが認められ、1部むし歯になっていました。 |
行ったご提案・治療内容 | コンポジットレジンではプラスチックとなるため劣化が早期に認められます。白い材料ではセラミック、ジルコニアがあり、強度があり再治療が少ないとなると、ジルコニアは割れにくいためこちらを選択しました。 右上4番の小臼歯のコンポジットレジンの劣化のため治療が必要となりました。レジンの部分をすべて除去しむし歯を丁寧に取り除いた後、歯を守るためにレジンコーティングを行いました。 形を整え型取りを行い、仮のカバーをしました。1~2週間後にジルコニアが出来上がってくるので適合を確認し接着後、かみ合わせの調整をしてすり合わせ、終了となります。 |
治療期間 | 2週間・2回 |
おおよその費用 | 66,000円(税込) |
治療のリスクについて | コンポジットレジンは保険でできる治療で低侵襲で修復できる材料となります。しかし経年劣化が顕著に認められ劣化しやすい面もあります。 ジルコニアは耐久性があり長持ちする材料ですが、コンポジットレジンにょり歯を削る量は増え、自費治療で高価となります。 施術後、切削量が増えることでしみてしまうこともあります。 |