マイクロスコープ・CT

精密歯科治療マイクロスコープ

マイクロスコープ

これだけある歯科医院のほんの5%未満しか所有していないマイクロスコープ。

マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)とは肉眼の約20倍まで拡大した視野で治療を行うことができます。裸眼では0.2mmの最小識別能力ですから、マイクロスコープでは0.01mmを識別できる可能性があります。

マイクロスコープを使用することにより、安心、安全で良質な提供することができます。そのため、従来では細かい作業は「勘」に頼らざるを得ないところもありました。より精密な治療をするためには必要不可欠なものだと考えております。

拡大鏡(2.5倍~8倍のレンズを眼鏡にとりつけたもの)も使用しております。小型の拡大鏡は手軽に使用することができ機動性が良いので素早く細かな治療をするには最適です。肉眼で治療を行うよりははるかに精度の高い治療をすることができます。

マイクロスコープのメリット

  • 小さなむし歯の確認
  • 不適合な被せ物の確認
  • 歯肉溝に入りこんだ余剰のセメントの確認
  • 歯のひびの確認
  • 根の中の状態、感染物の確認
  • 被せ物のセット前の適合状態の確認
  • 外科処置での歯肉の状態の確認
  • 正確な縫合
  • 正確な切削

見えると見えないでは大きな違いがあることは当然なことです。マイクロスコープさえあれば見えますので、精密な治療ができます。

※マイクロスコープが置いてある医院は精密な確認はできます。

治療となると拡大した視野の中では術者は日々勉強をし、使い慣れてこそ完全な精密歯科治療ができるようになります。

マイクロスコープを使用した治療

  • 精密根管治療
  • 精密むし歯治療
  • 精密審美治療
  • 精密外科治療
  • 精密歯科検診

CTスキャンとは何ですか?

CTスキャン

一般によく聞くCTとは、Computed Tomographyの略です。コンピュータを駆使したデータ処理と画像の再構成で、断層写真を得ることができる装置です。

歯科用CTとは、歯科治療のためのCT装置で、コーンビーム方式を用いているためコーンビームCTとも言われています。

CTスキャンは何ができますか?

主に、インプラント、親知らずの抜歯、根の治療などに用いられますが、耳鼻咽喉科領域(蓄膿症など)にも応用されることがあります。三次元の高画質画像を用いることで、断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法では判別できない、痛みや症状の原因の究明に役立ちます。

CTスキャンが入ったことによって治療において何が変わりますか?

見えなかったものが見える

一般のレントゲンで見えなかった部分が容易に確認できるようになりました。顎の内部構造なども、リアルに見えます。

わからなかったことがわかる

顎や歯だけでなく、上顎洞(鼻の奥)の形態や粘膜の状態、病巣などを立体画像で確認できます。

様々な歯科治療に応用することができる

インプラントだけでなく、矯正や根管治療、親知らずなど、様々な歯科治療に応用することができ、詳細な審査・診断に役立ちます。

CTスキャンがあることで、患者さまにはどのようなメリットがありますか?

CTでは、従来のレントゲンでは見えなかった顎の骨の立体的な形態や、神経の位置把握、さらに骨密度の診査にも利用できます。

当院のCTは少ない放射線量撮影できることが特徴です。立体画像で状態を確認できますので、患者さまにとって納得の治療につながります。

症例によっては約3,861円にて保険適応で撮影できます。最近では保険で撮影できる症例が増えてきております。CTを用いることにより再治療を少なくすることにもつながります。

患者さまへメッセージをお願いします。

当院では様々な治療に対応するために設備の充実を心がけています。それにより患者さまの負担も少なくなり再治療の少ない治療が可能になります。

治るのか、治らないのか、リスクが大きいのか、小さいのか、今まで手探りで行っていたこともCTによってより細かく診断をすることができます。

CTとマイクロスコープを使用しているため、画像診断ができても治療ができないといったことが少なくなります。治らない、抜歯しなければならないと言われても可能性があるのなら診査いたします。精度の高いCTを用いて妥協のない治療を提供していきたいと思っております。

できるだけ歯を保存するための精密治療

根管治療とは神経の中がむし歯の菌によって侵され膿を取り除き、根の先の骨を溶かすのを止める治療です。歯牙を保存するためには精密根管治療が必要です。根の治療をしても治らないと判断した場合には抜歯となります。

抜歯の基準は精密根管治療ができる先生かどうかにより変わってきます。この治療によって高価な被せ物をして長持ちするかしないか大きく変わります。

根の中は複雑で細菌のたまり場となるため無菌的処置が必要です。回数を増やして良いことはございません。消毒を繰り返しても細菌の増殖は速いのです。ただ、現在の保険制度では根の治療は無菌的処置が難しく、治療回数が増えてしまうことが現状です。

精密根管治療をするためにはマイクロスコープの他、特殊な超音波のチップ、ニッケルチタンの超弾性の器具が必要です。

根の治療をするパターン

1.むし歯から神経内部へ細菌感染を起こした場合

抜髄といって神経を取る処置のことです。初めに根の中を治療する先生によって将来の予後が左右されるといってもおかしくないくらい大切な治療です。

ここで根の通路がきれいに根尖部まで通って無菌化しなければなりません。

2.根の治療済みの歯が痛くなったり、再感染し膿がでたり、被せ物が外れてしまった場合

感染根管処置といって抜髄後の1度根の通路が治療してある歯の処置のことです。複雑な根管内をくまなく観察し本来ある根の通路を見つけたり、感染源がこびりついている部分をとったり、歯の内部に穴が開いているのを埋めたりといった難易度の高い症例がたくさんあります。

ここでは、前回の根の治療の何が悪かったのかを見つける必要があります。

3.慢性化して治らない場合

関連痛の疑いがあります。この場合は治療せず経過観察です。関連痛とは頭の中にある神経の問題で本当は違う部位での痛みが錯覚し歯の痛みを訴えることがあります。

Accessアクセス

東京都北区中里2丁目1-4 アジアビル 2F

時 間 日/祝
10:00~13:00 休診
14:30~20:00 休診

▲:土曜日は18:00まで。日祝休診