H28.9.24 中村 茂人先生 デンタルクリニック アレーズ銀座
中村先生はSJCDというスタディーグループでの合同例会で東京代表として発表され、臨床的な症例として優勝された方です。
本日は、丁寧な仕事をしている先生の症例をもとに勉強させていただきました。
最終的な歯が入るまでの仮歯について
仮歯といっても1週間くらいでそのスペースや見た目を補うためだけに使用するものや、数ヵ月入れておき、見た目を追求したり、かみ合わせや形態、歯ぐきの状態の変化を確認し、快適に過ごせるかなど、最終形態を見据えたものまであります。
ただの仮歯ではなく最終形態を考えて作っているものとなりますので精度が高いものとなります。
最終的な被せ物を入れるためにはしっかりと仮歯の状態で審美的、生物学的、機能的、構造、快適性を確認し最適な状態で完成することが望ましいです。
やはり、期間がかかる治療法なので「あと何回かかりますか?」「1度に進めることはできないのですか?」と患者さんはおっしゃいますが最高の治療をするためには回数をかける必要があるのです。
患者さんのためを思って早く進めることが、逆に今後の治療回数を増やし、再治療になることがあります。
もちろん簡単な治療では早く治療が終わるように心がけております。
治療にならないためにも定期検診をして状態を維持し、歯がつるつるになる爽快感を味わいに歯医者さんへ通ってください。