50代女性 下の歯の銀歯が気になり強度のある白い歯に変えた症例
2022.12
治療前
銀歯の下が黒くなっております。金属と歯の境界部に段差ができ、それが原因でむし歯になっていました。 強度のあるジルコニアで治療いたしました。
治療後
初めのご相談内容 | 銀歯の下が黒く見え、むし歯になっていないか診てもらいたいとのことでした。 治療するなら銀歯を白い歯に変えたいと相談がありました。 |
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カウンセリング | 銀歯の下がむし歯になっております。 銀歯は辺縁漏洩と言って微細な隙間から細菌が侵入し、治療後、数年経つと再度むし歯になってしまうリスクがあります。 また、たとえむし歯でなくても銀歯は昔治療した内部のセメントを黒くしてしまうことがあります。 |
行ったご提案・治療内容 | 白いものにはハイブリットセラミック、セラミック、ジルコニアがあります。 咬耗が認められ、歯と詰め物の境界に段差ができております。 歯ぎしりが原因で引き起こされるので割れない強度のある材料は何かと相談があり、ジルコニアをお勧めしたところ、こちらに決定されました。 |
治療期間 | 2週間・2回 |
おおよその費用 | 60,500円(税込) |
術後の経過・現在の様子 | 経過良好で汚れも付着しておりませんでした。 |
治療のリスクについて | 歯ぎしりが強く咬耗のある方は歯と詰め物の境界に必ず段差ができてしまいます。 いくらジルコニアで強度があり割れないからと言って経年劣化は避けられません。 定期検診の時に咬耗部を研磨しすり合わせることで段差が深くならず、むし歯にもなりづらくなります。 段差ができてしまった場合は、コンポジットレジンという保険治療の白い強化プラスチックにて補強いたします。 |
クリニックより | 耐久性があり、長持ちする治療を心がけておりますが、歯は毎日使用してお食事をとりますので、消耗してしまうものです。1度でも歯の治療をした場合、治療した部分から再度むし歯になったり、詰め物が取れたりしてしまいます。 できる限り良い状態を保てるように定期検診をしっかりと受けていただきたいと思います。 定期検診に来ることで咬耗した部分を研磨したり、噛み合わせのチェックをしたり治療した歯のメインテナンスを行えます。 治療後の定期検診は詰め物、被せ物を長持ちさせることができるのでぜひチェックにいらしてください。 |
治療前詳細
銀歯の下が黒くなっているのが気になり治療の相談がありました。
治療中詳細
銀歯を外し、むし歯になっている部分をきれいにし、レジンでコーティングしております。
治療後詳細
ジルコニアを装着いたしました。 咬耗により再度むし歯にならないように噛み合わせの部分をジルコニアに接触するように調整いたしました。