40代男性 大きなむし歯でも神経を取らないでジルコニアで治した症例
2024.05
治療前
セラミックが欠けた下からむし歯になっています。
治療後
神経を取らずジルコニアインレーで治しました。
初めのご相談内容 | 歯が欠けてしまい大きな穴が空いてしまったが、神経を取らないように治してほしいと相談がありました。 |
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カウンセリング | セラミックが欠けた下から大きなむし歯になっています。神経に達するようなむし歯のため通常の治療では神経を取ることになってしまいます。 また、歯ぎしりがあるようなら割れにくい材料を使わないと再度割れてしまう可能性があります。 |
行ったご提案・治療内容 | 神経を取らない方法はドックベストセメントといってむし歯の進行を抑制するためむし歯の部分を削らないで治すことができます。歯を削らないため歯に負担なく神経を保存することもできます。 割れにくい材料はジルコニアとなります。レジンやセラミックは歯ぎしりのある方は割れてしまうこともあります。 自費治療となりますが、ドックベストセメントとジルコニアで治すこととしました。 |
治療期間 | 4週間・3回 |
おおよその費用 | ドックベストセメント 11,000円(税込) ジルコニアインレー 60,500円(税込) 合計 71,500円(税込) |
術後の経過・現在の様子 | 痛みなく経過良好です。 |
治療のリスクについて | 神経に近い大きなむし歯はすでに神経の中に細菌が入っている場合があります。 治療後時間が経つにつれて根の下に膿をためてしまい歯ぐきが腫れることがあります。その場合は、神経が腐ってしまっているため神経を取ることになります。 むし歯が大きいとそのリスクは高くなりますが、神経を取らず、ずっとよい経過を追うこともあります。 |
クリニックより | むし歯の進行は慢性化していることもあり神経近くまで進んでいても痛くなく症状が無い場合も多いです。その場合には神経を取らず、保存することもできるのでできるだけ歯を削らない、神経を残したいという方はご相談ください。 |
治療前詳細
セラミックが欠けた穴からむし歯になっています。
大きなむし歯で神経に近い状態です。
治療中詳細
セラミックを除去しドックベストセメントを内部に詰めて神経を保存しました。その上からレジンコーティングを行いジルコニアインレーの形態を整えました。
治療後詳細
ジルコニアインレーを装着しました。
歯ぐきからの膿もなく良好です。