40代女性 金属アレルギーのためジルコニアで治した症例

2024.06

治療前

治療後

歯の間のむし歯を治療し、ジルコニアインレーをセットしました。

初めのご相談内容 奥歯の歯の間からむし歯になってしまい、金属アレルギーのため使用する材料は何が良いか相談がありました。
カウンセリング 何の金属でアレルギー反応を示すかわからない場合、まず皮膚科でパッチテストを行う必要があります。
皮膚科での診断があれば保険適応になります。
ただ使用する材料は強化プラスチックなので割れてしまうこともあります。
自費治療となればセラミックやジルコニアを選択することができます。
行ったご提案・治療内容 かむ力が強いという問題もあり強度のある材料で治すこととしました。
セラミックは透過性のある材料、ジルコニアは割れにくい材料となります。
割れてしまうと再治療となってしまいますので奥歯なので割れにくいジルコニアを選択しました。
治療期間 2週間・2回
おおよその費用 60,500円(税込)
術後の経過・現在の様子 症状なく経過良好です。
治療のリスクについて むし歯を治療すると治療後しみることがあります。
時間がたてば治ることが多いですが長引くこともあります。
ジルコニアは割れにくいですが、脱離してしまうことはあります。
取れたものをなくさないように持ってきてもらえれば再装着することができます。
金属アレルギーに反応しない材料となり生体親和性が良いです。
クリニックより 金属アレルギーの場合、口の中に銀歯が入っていると引き起こしてしまう場合と、口の中の金属には反応せず身に着けるアクセサリーのみで反応する場合がございます。判断としては皮膚科での診察が重要になりますのでパッチテストを受けてください。

治療前詳細

以前、コンポジットレジンで治してありました。
かみ合わせの面が擦れてくぼみができ、黒い点状のむし歯になっていました。
また、歯と歯の間に新たなむし歯ができていました。

治療中詳細

歯の間のむし歯を治療し、以前入っていたコンポジットレジンを除去し、内面をレジンコーティングして形を整えたところです。

治療後詳細

ジルコニアインレーをセットしたところです。