30代女性 奥歯の銀歯がむし歯になり、白い歯のジルコニアで治した症例

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2024.04

治療前

銀歯の下がむし歯になっています。

治療後

歯の間もむし歯になっていたのでその部分まで形成し、ジルコニアで治しました。

初めのご相談内容 銀歯の下からむし歯になり、治療するときに今回は白いもので治したいと相談がありました。
カウンセリング 銀歯の下と歯の間にもむし歯ができていました。治療は銀歯を除去し、型を取って詰める方法となります。
行ったご提案・治療内容 白い詰め物となりますとコンポジットレジン、セラミック、ジルコニアの選択になります。歯ぎしりがあるので噛んで割れない材料を選択するのであればジルコニアとなります。むし歯になりにくく変色もしないので再治療の少ないジルコニアで治療することとなりました。
治療期間 2週間・2回
おおよその費用 60,500円(税込)
術後の経過・現在の様子 症状なく経過良好です。
治療のリスクについて 歯を削るとしみることがあります。金属を除去すると内面が金属のイオンが解けて歯質を黒く変色させていました。むし歯の染め出し液を使用して黒く変色した部分がむし歯か健康な歯質か判断し最小限の切削量で進めていきます。
神経に近くなるとしみる症状が治まりにくくなるため、最小限の切削としましたが将来的にしみることが予想されます。
クリニックより 銀歯の入っている歯は、除去すると歯質は黒く変色していることが多いです。むし歯の部分もありますがただ変色しているだけでむし歯では無い部分もあります。
しっかりむし歯を染め出して健康な歯質を温存することが大事です。
歯の内部に黒い色が残っているからむし歯というわけではありません。
色が黒いからといって健康な歯まで削ってしまわないように心がけております。

治療前詳細

銀歯の下がむし歯になっています。 歯の間にもむし歯があります。

治療中詳細

金属の下が黒く変色していました。むし歯の染め出し液を使用し、変色部は残っていますがむし歯が染まったところまで完全に除去しました。 むし歯では無い変色部まで削ってしまうと神経に近くなるため削りすぎないように注意しました。

治療後詳細

ジルコニアインレーをセットしました。 汚れの付着しづらい材料となります