50代男性 歯ぎしりで奥歯がすり減り欠けたため咬耗しづらいジルコニアで治した症例

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2022.01

治療前

治療後

初めのご相談内容 「歯ぎしりをするため強度のある素材は何があるのか」とご相談いただきました。
カウンセリング 壊れにくい素材は金属ですが、白いもので強度のある材料はジルコニアとご提案したところ、ジルコニアを選択されました。他の歯にセラミックを入れたときはジルコニアという選択肢はなかったとのことです。
行ったご提案・治療内容 白いものがご希望で、割れづらい素材はジルコニアが適しているのでご提案しました。歯ぎしりですり減っている歯質をきれいに整えた後、レジンコーティングを行い、歯を補強してから作製しました。
治療期間 2回
おおよその費用 ¥60,500(税込)
術後の経過・現在の様子 歯ぎしりが強いので歯の黄色く見えている部分(象牙質)がしみることがあります。
セット直後はしみていましたが、レジンコーティングでカバーしているため、徐々にしみなくなりました。
しみるのが治まる期間は個人差がありますが、今回は1か月程度でおさまっていました。
治療のリスクについて 歯ぎしりの強い方はジルコニアと歯の境目がすり減り、段差が出てしまうことがあります。
ジルコニアは歯よりも白くなりますので色調が合わせづらいです。また、表面に光沢がありますので汚れが付きづらい分、接着剤も付きづらいので脱離することがあります。ただ、割れることがあまりないので、そのまま持ってきていただくことで再接着が可能で、新しく作り替える必要はないため長期的に使用できます。
これはすべての材料に言えることですが、境界が出た場合にはコンポジットレジンという材料で修復することができます。経年的な劣化はありますが、定期検診で長持ちするようチェックを行います。

治療中詳細