小学生女の子 ドックベストセメントとハイブリットダイレクトを用いて
乳歯の奥歯のむし歯を素早く最小限の切削で治した症例

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    乳歯の奥歯のむし歯を素早く最小限の切削で治した症例

2022.03

治療前

治療後

初めのご相談内容 「嘔吐反射があるため治療時間が短く、負担の少ない治療で治したい」と親御さんからお話がありました。
カウンセリング 乳歯の奥歯のむし歯で、歯と歯の間にもむし歯がありました。
歯と歯の間を治すことは難しく舌を押される時間が長くかかってしまいます。
いかに治療時間が短くできるかがポイントとなります。
行ったご提案・治療内容 嘔吐反射があるため低侵襲の治療となると自費治療のドックベストセメントがあり、削る量を少なくしたハイブリットダイレクトでの充填であれば短時間で処置を終えることが出来ると話したところ、この治療を選択されました。
治療期間 1日
おおよその費用 22,000円(税込)
内訳
ドックベストセメント5,500円
ハイブリットダイレクトボンディング16,500円
術後の経過・現在の様子 症状がなく、良好な状態を保っております。
治療のリスクについて 乳歯は永久歯と違い抜けてしまう歯なので11歳くらいまで使用します。
永久歯に交換する時期にはぐらぐらしてくるので、充填したものが取れる可能性があります。
子供は唾液量が多いため、防湿がうまくいかない場合、接着があまくなり、脱離する可能性もあります。
抜けてしまうとは言っても乳歯を健全な状態で維持できることによって永久歯の萌出スペースの確保や神経を取らないことで永久歯にかかる負担も減らすことが出来ます。

【クリニックより】
子供に限らず大人も治療に負担がかかることが嫌なものです。
歯を削ることにも抵抗があると思います。
削る範囲が小さいむし歯であればドックベストセメントを使用せず簡易的に治せます。
定期検診を心がけ、むし歯を大きくさせないことが大切です。
もし、むし歯が大きくなってしまったらドックベストセメントを使用した治療もあると覚えておいてください。
自費治療となりますが最小限の歯科治療で済むことも間違いありません。