当院のインプラント治療を紹介!費用は?/どんな被せ物がある?
こんにちは、きたはら駒込歯科です。
これまでのブログでは、インプラントがどのような治療方法なのか、その歴史やメリット、デメリット、ブリッジや入れ歯との違いなどについてご紹介してきました。
今回は、当院のインプラント治療の費用や被せ物の種類についてお話ししていきます。
当院におけるインプラント治療の費用
インプラント治療ではそれぞれの過程で様々な処置が行われます。自費治療は価格の詳細が不明瞭になりがちですが、当院では各処置で価格を設定しております。
診査・診断・CT撮影…¥22,000
お口の中の写真を撮り、模型を作製し、CTというレントゲン撮影をし、インプラントが適正であるか診査をします。
埋入手術…¥264,000
顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込む手術です。
土台…¥60,500
顎の骨と完全に結合したインプラント体に土台を立て、歯を被せる準備をします。
骨補填材…¥60,500
顎の骨の量が少なくてインプラント体を支えるのに不十分な場合に、骨を補填するような材料を注入する処置を行います。
メンブレン…¥60,500
顎の骨の量が少なくてインプラント体を支えるのに不十分な場合に、骨の再生を促すような膜を歯ぐきの中に入れ込む処置を行います。
被せ物の種類と費用
インプラント体を顎の骨に埋入して結合させ、連結部分を装着したあとには、歯冠の役割を果たす被せ物(上部構造)を装着します。この被せ物は、作製する材料によってその特性や費用が異なります。当院では材料によっては5年の保証期間もございます。
オールセラミック…(ステイン法)¥121,000・(築盛法)¥143,000
天然歯に限りなく近い透明感のある見た目で、審美性に非常に優れています。プラークなどの汚れもつきにくく、劣化して変色することもほとんどありません。
ジルコニアオールセラミック…¥165,000
ジルコニアはセラミックの一種で、人工ダイヤモンドともいわれている素材です。陶器や人工関節にも用いられている材料で、透明感のある見た目だけでなく安全性・耐久性にも優れています。ジルコニア素材にセラミックを焼き付けているため、オールセラミックよりも強度が高いことが特徴です。ジルコニアのもつ強度の高さと、オールセラミックのもつ自然で透明感のある見た目を両立した被せ物となっています。
フルジルコニア…¥99,000
ジルコニアはセラミックの5倍ほどの強度があるため、割れにくいことが大きな特徴です。透明感のある色調で、天然歯に近い見た目にすることができます。セラミック同様に劣化が少なく、またプラークなどの汚れもつきにくいため、長期間において安定した状態を保つことができます。
ジルコニアマルチレイヤ―…¥110,000
色調の異なるジルコニアを重ねることで、これまでよりも更に色調の表現が豊かになった新しい材料です。レイヤー構造によりグラデーションができ、自然な歯の色調を再現することができます。また、素材を重ねていることで強度も増し、割れにくい素材となっています。
メタルボンド…(コバルト使用)¥110,000・(セミプレ使用)¥132,000
メタルボンドは、歯冠部の内側に金属を使用し、外側から見える表面の部分にはセラミックを使用しています。内側の金属にはコバルトや金80%を含有するセミプレシャス系などが使われます。裏に金属がある分、オールセラミックやジルコニアに比べると透明感にはやや劣りますが、強度は高く耐久性に優れています。ただし、内側の金属によって歯ぐきの色が変色することが稀にあります。
ハイブリットセラミック…¥82,500
ハイブリッドセラミックは、プラスチックにセラミックを混ぜ込んだ素材です。金属の被せ物の表面にハイブリッドセラミックを施すため、金属の耐久性をもちながらハイブリッドセラミックの美しい見た目を両立することができます。変色や割れる可能性もありますが、セラミックの中では比較的安価であることからこちらを選択なさる方もいらっしゃいます。
今回は、当院のインプラント治療の費用や被せ物の種類についてご紹介しました。治療の内容についてはもちろんのこと、費用についても少しでもご不安な点や疑問点などがあれば、カウンセリングやご説明の際にお気軽にご相談ください。
次回は、当院におけるインプラント治療の流れを徹底解説していきます!
記事の著者:院長 北原 充志
私が歯科医師になろうと思ったきっかけは、両親がともに歯が悪く、苦労していたことでした。「自分が治療しておいしく食事ができるようにしよう」と考え、今ではその夢を叶えることができました。
お口は食べるだけでなく、健康にも重要な役割を担う場所。美しい歯と健康なお口でいるお手伝いをするため、研さんに励んでいます。私達にとって、家族同然の存在でもある患者さまたちの歯を長く残すため、お気軽に検診にご来院いただければ嬉しいです。