インプラントのお悩み解決!よくある疑問とその答え

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こんにちは、きたはら駒込歯科です。
インプラント治療は手術を要する大きな治療なので、不安や疑問に思われることもたくさんあるかと思います。

今回は、インプラントのよくある質問とその答えをご紹介します。

インプラントは誰でもできますか?

基本的には、18歳以上の健康な方であればどなたでも受けていただける治療です。ただし、糖尿病などの全身疾患がある場合は、病気の状態によって治療ができるかどうかが変わってきます。また、インプラントを支える顎の骨が不足している場合は、インプラント治療の前に顎の骨を補ったり再生する治療を行っていただくこともございます。

インプラントは保険適用できますか?

インプラントは、保険適用外で自費診療となります。医療費控除などの制度も活用していただくと少しでもご負担が減らせるでしょう。当院においては、自費診療はクレジットカードでのお支払いも可能です。

インプラントの手術の痛みや腫れはどの程度ですか?

手術中は局所麻酔をするため、お痛みはありません。局所麻酔は意識がはっきりある状態なので、手術に対する恐怖心が強い方には静脈内鎮静法を用いた手術もご検討いただくことができます。静脈内鎮静法は半分眠っているような感覚を作り出せるため、痛みへの不安や恐怖心を和らげてリラックスした状態で手術を受けていただくことができます。術後、麻酔がきれると傷の痛みは出ますが、その際は処方された痛み止めを服用してください。痛みが続く期間には個人差がありますが、短くて2~3日、長くても1~2週間ほどで治まります。

術後の腫れの程度には個人差がありますが、腫れのピークは概ね術後2~3日といわれています。徐々に腫れはひいていき、術後1~2週間ほどで元に戻ることが多いです。腫れや痛みがあまりにも長引く場合は、傷口が感染を起こしている可能性もあります。その場合は、早めに医院までご連絡ください。

治療が完了するまでの期間はどのくらいですか?

インプラントの治療は、1次手術を行ってからインプラント体(人工歯根)と顎の骨が完全に結合するまでに上顎で約6ヶ月、下顎で約3ヶ月を要します。完全に結合したことを確認してから、アバットメント(連結部品)を装着する2次手術を行い、その後人工歯を被せて完成です。人工歯を作製するための型どりや、人工歯を作製する期間も必要になるため、2次手術以降の治療にも約1カ月を要します。術前の検査なども含めると、個人差はあるもののトータルで治療にかかる期間は概ね4カ月~1年程度はかかるといえるでしょう。

自分の歯と同じように噛めますか?

インプラントは、顎の骨とインプラント体(人工歯根)が結合しているため、しっかりと安定しています。そのため、自分の歯と同じような感覚、噛む力で噛むことができます。

インプラントはどのくらいもちますか?

インプラントは、生体親和性や耐久性に優れているチタンでできているため丈夫です。毎日のセルフケアと定期的な歯科医院でのメンテナンスを欠かさず行えば、半永久的に使えます。ただし、メンテナンスが不足すると歯周病と同じような症状が現れ、最悪のケースではインプラントが抜け落ちてしまう可能性もあります。インプラントの治療が完了した後も、メンテナンスをしっかりと続けましょう。

今回は、インプラントのよくある質問とその答えをご紹介しました。
少しでもインプラント治療に対する不安や疑問が解消できましたら幸いです。治療の流れや内容について少しでもご不安な点や疑問点などがあれば、カウンセリングやご説明の際にお気軽にご相談ください。

次回は、当院におけるインプラント症例を解説していきます!

記事の著者:院長 北原 充志

院長 北原充志

私が歯科医師になろうと思ったきっかけは、両親がともに歯が悪く、苦労していたことでした。「自分が治療しておいしく食事ができるようにしよう」と考え、今ではその夢を叶えることができました。

お口は食べるだけでなく、健康にも重要な役割を担う場所。美しい歯と健康なお口でいるお手伝いをするため、研さんに励んでいます。私達にとって、家族同然の存在でもある患者さまたちの歯を長く残すため、お気軽に検診にご来院いただければ嬉しいです。